Posts Tagged ‘ソフトウェア開発’

インクリメンタルとイテレーティブの違い

12月 13th, 2009

[Agile]イテレーティヴとインクリメンタルの違い | Ryuzee.comを読んで思うところがあったので少し出遅れたけどメモ変わりに。

インクリメンタルだと最初から完成した姿を見越してI/Fを完全に作り込むのはあまりに難しく、かといって完成した部分に都度手を入れていては差分開発による工数の削減にならず、スケジュールが問題化してしまう。だったら前に完成したところは触らず、追加分で黒魔術を駆使しようという勢力が優勢になり、バージョンを重ねるにつれて継ぎ接ぎ部分が問題化する。機能もソース規模も雪だるま式に増えていく一方で、全体最適なソフトを作ることはきっとできない気がする。

差分開発というキーワードは一般的だけど、自分たちが取り組んでいるのは「イテレーティブ型」で、将来にわたってソフトウェアが最大の価値を生めるようにしているからだと主張しないと、ソフトウェアアーキテクチャの設計が悪いから差分開発が徹底できてないと評価を下されてしまう。

マネージャー層の階層を上がるほど「インクリメンタル」を念頭に置いている人が多いような気がします。機能が一通り揃ったら開発を収束させて、別なソフトに触手を伸ばすのもインクリメンタルな発想ありきなマネージメントかな?

ソフトウェア開発者は製造業のことを知った方がよい

9月 10th, 2007

まつもとゆきひろさんの日記より、気になったのでメモ。

純粋なソフトウェア開発者であり、かつ製造業についてほとんど知識のない私がこれらの話を聞いて「製造業のことを知った方がよい」と思ったのは、その態度であり取り組みである。

彼らが、プロセスの改善のために継続的かつ組織的に払っている努力は尊敬に値する。ハッカーは環境改善が好きだが、それは組織的なものではない。

彼らが、「正当な製品」を出荷するために継続的かつ組織的に払っている努力は尊敬に値する。ソフトウェアはなにが「正当」が決めることが困難という事情を考慮してもなお彼らほどの努力をしているところは少数派だろう。

この日記を読んで 開発環境を整えたり、バージョン管理をしたり、バグ管理をしたりというソフトウェア開発の品質向上の取り組みも「カイゼン」になんだなと、今まで自分の中で関連が無かった2つの事柄がうまくつながったのを感じました。

確かにソフトウェア開発の現場では”何で今までのやり方じゃだめなのか”をよく聞かれる気がするけど、工場で言うところの”カイゼン”だと言えば(うちの社内では)結構通じやすくなるかもしれません。

ソフトウェア開発者は製造業のことを知った方がよい

9月 10th, 2007

まつもとゆきひろさんの日記より、気になったのでメモ。

純粋なソフトウェア開発者であり、かつ製造業についてほとんど知識のない私がこれらの話を聞いて「製造業のことを知った方がよい」と思ったのは、その態度であり取り組みである。

彼らが、プロセスの改善のために継続的かつ組織的に払っている努力は尊敬に値する。ハッカーは環境改善が好きだが、それは組織的なものではない。

彼らが、「正当な製品」を出荷するために継続的かつ組織的に払っている努力は尊敬に値する。ソフトウェアはなにが「正当」が決めることが困難という事情を考慮してもなお彼らほどの努力をしているところは少数派だろう。

この日記を読んで 開発環境を整えたり、バージョン管理をしたり、バグ管理をしたりというソフトウェア開発の品質向上の取り組みも「カイゼン」になんだなと、今まで自分の中で関連が無かった2つの事柄がうまくつながったのを感じました。

確かにソフトウェア開発の現場では”何で今までのやり方じゃだめなのか”をよく聞かれる気がするけど、工場で言うところの”カイゼン”だと言えば(うちの社内では)結構通じやすくなるかもしれません。