ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと

1月 30th, 2010 by tune Leave a reply »
ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと
オライリージャパン
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この本の正しい使い方。

  1. ソフトウェアアーキテクチャに興味を持った人が数人集まる。
  2. 適当に1章選んでみんなで読む
  3. 理解できる/理解できない/何が言いたいのか分からない/昔こんなことがあったなど議論を交わす。
  4. 飽きたら辞める。

97個も話があると似たような話があります。もうちょっと整理してくれたら30個ぐらいにできたのに。
息抜きに読むとたまにヒントが得られる本だと思います。もっと砕けた感じが良ければアドレナリンジャンキーがおすすめです。

・・・

以下は自分が良いなと思ったエッセイです。
◯03 最大の問題は、多分技術的なことではない
相手を人として尊重し、憶測で非難しないこと。話しあうこと

◯08 すべてのものは、かならずエラーを起こす
エラーの影響を緩和するために何かを導入する度に、それが新しいエラーを増やしていく。

◯18 一般性よりも単純性、再利用よりもまず最初に使えること
推測による汎用性よりも、経験を通じた単純性の方が役に立つ。
単に汎用的であることを目標として設計された多くのものは、良く考えられていても何の役にも立たない。

◯37 ソフトウェア・アーキテクチャが倫理的な意味を持つことを考えよ
必須フィールドは特に害が無いように見えるかもしれないけど、設計者の都合をユーザに押し付けてしまっている。
設計者が楽をするためにわずかずつであっても他人の生活を不便にすることは倫理的ではない。

◯54 あなたの知識と経験を共有しよう
経験は1つだけど、そこから出来るだけ大きな知恵を引き出すためには経験に合理的な説明を加えなければならない。
簡単に説明出来るようになるまでは、対象を完全に理解しているとは言えない。

◯61 データがすべて
データはコードよりも概念として小さく、複雑度もかなり低い。

◯72 優れたコンテンツは優れたシステムを作る
新しくシステムを設計するときには、開発プロセスの一部を既存コンテンツの評価に当てるべき。

◯82 本当の顧客は目の前の顧客ではない
本当の顧客はあなたの顧客の顧客。
あなたの顧客の顧客が成功すれば、あなたの顧客が成功する。そうすればあなたも成功する。

◯日06 手段的な技術と陳腐化しない本質的な技術
ノウハウ的な知識ばかりが増えても背景にある理論を理解しないと作れないソフトが有る。
作業の90%はノウハウの積み重ねでソフトウェアの魅力が高められる。しかし残り10%で本質的な知識が要求される。そしてそこでソフトウェアの革新性が決定される。

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