今日一番印象に残った言葉
西垣氏は伊藤忠商事の取締役会長丹羽宇一郎氏の「入社して最初の10年は泥のように働いてもらい、次の10年は徹底的に勉強してもらう」という言葉を引用し、「仕事をするときには時間軸を考えてほしい。プログラマからエンジニア、プロジェクトマネージャになっていく中で、仕事というのは少しずつ見えてくるものだ」と説明。
てっきり討論会で誰かが初めて言った言葉かと思ってましたが、伊藤忠の会長が昔どこかで言った言葉のようですね。だからといってこの討論会でふさわしい言葉だったとは思いませんが。ちなみに現在のGoogle検索結果は2万件弱、まだまだ増えるんでしょうね。
個人的には会社に入社して泥のように働き、勉強する必要がある数年が必要なのは同意ですが、泥のように働くのが10年、勉強が10年の計20年必要とは思いませんね。入社して勉強が3年もあれば十分ではないかと。
あと泥のように働くのはだめですが、泥働きは取り組む価値がある仕事だと自分は思っています。利益につながる、会社にとって意味がある”仕事”は膨大な量の泥働きの上にあることが多いんじゃないでしょうか。Googleを支えるページランクアルゴリズムはすごいけど、それを実運用で使えるようにするには数学的な最適化や、SEOスパムをさけるための工夫が山のようにあるはずだし、iPhoneやWiiの操作性も微妙な微調整の上に成り立っていると思います。
大学での勉強/研究では、「技術を使えるようにするにはどうしたらいいかを学ぶ機会が少ない」と思うので、泥働きも前向きに取り組めると思える環境を探してみることを学生の皆さんにはオススメします。泥のように働かせたがる会社は無視ですね。

